7千円でLinux(Ubuntu)自宅サーバー構築してみた③
③固定IP取得
まずWebサーバーを立ち上げてインターネットに公開するには前提としてグローバルIPが必要です。■プロバイダーの固定IPアドレスサービス
取得するには、自分の契約しているプロバイダなどで固定IPアドレス割り当てサービスなどを利用するなどして取得する。有料です。
■DDNSサービス
DDNS(ダイナミックDNS)サービスというのがある。
IPが変動しても、その変動したIPに自動でその都度ドメインをマッチングしてくれるというサービス。これも有料です。
今回は固定IPアドレスサービスを利用し、自宅に割り振られているIPをグローバルIPにする。これで自宅のルーターのWAN側IPに固定のIPアドレスが振られることになる。
■グローバルIPアドレス
グローバルIPアドレスって聞くと、使ってるPC本体に振られるもんだと勘違いしやすいが、ルーターのWAN側IPに振られる。ネットワークの勉強をしていて衝撃だったのが、IPアドレスにはWAN側とLAN側のIPアドレスの2つがあるということ。ややこしい。詳しくは、専門サイトや書籍参照で。
■プライベートIPアドレスの固定
次は、HOST(PC)に振られるプライベートIPアドレスを固定しなければならない。またややこしい。
普通に使っていれば、DHCPサーバーを使って自動に振られるようになっているが、設定を変えてこれを固定しなければならない。
■UbuntuのIPアドレスの取得設定
Ubuntuの場合もWindowsとあまりやり方は変わらない。
Windowsの場合は、コントロールパネル→ネットワークとインターネット接続→ネットワーク接続→ローカルエリア接続を右クリックしプロパティ→TCP/IPのプロパティで設定できる。
①Ubuntuの場合 : 右上のPCアイコンをクリック
これで手動になる。らくちん。こういう時はGUIバンザイです。
この設定では、このServerPCにはプライベートアドレスが192.168.11.4が固定で振られる。
これで完了。この準備が終われば、ルータに固定されているWAN側IPアドレスにポート80番のアクセスがあったら、192.168.11.4のホストに通信しなさい!というNATを設定すればネットワークの設定は終わりだ。
これについてはLinux(Ubuntu)でサーバー構築⑤で記載しようと思う。