らくちんLAMP(Apache,MySQL.PHP)環境構築

■ LAMPApache,MySQL.PHP)環境構築

LAMPLinux+Apache+MySQL+PHP(or Python or Perl)を組み合わせた環境です。簡単にLAMP環境を構築する方法を記載していきます。
ただし、このやり方はバージョンを指定できないので、バージョン指定の場合は個別にダウンロードしてくるのが良いでしょう。

2012/05/19に下記のやり方でインストールした場合のバージョンは以下でした。

■ 構築手順

1. LAMP環境パッケージをインストールをします。
$ sudo tasksel install lamp-server
※このコマンドでLAMP環境に必要なパッケージを一気にインストールしてくれます。
ここでtaskselってコマンドないよ。って怒られたら、tasleselをインストールしましょう。
$ sudo aptitude install tasksel


2. MySQLのrootパスワード設定
インストール後、MySQLのパスワード設定画面が表示されるため、任意のパスワードを設定

3. インストールした内容確認
以下のコマンドでインストールした内容が確認できます。

$ cat /var/log/dpkg.log | grep installed
2012-05-20 17:32:29 status installed apache2-mpm-worker 2.2.17-1ubuntu1.5
2012-05-20 17:32:52 status installed apache2-mpm-prefork 2.2.17-1ubuntu1.5
2012-05-20 17:33:05 status installed man-db 2.5.9-4
2012-05-20 17:33:06 status installed php5-common 5.3.5-1ubuntu7.8
2012-05-20 17:33:10 status installed libapache2-mod-php5 5.3.5-1ubuntu7.8
2012-05-20 17:33:14 status installed php5-cli 5.3.5-1ubuntu7.8
2012-05-20 17:33:14 status installed php5-mysql 5.3.5-1ubuntu7.8
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4. Apache起動確認
インストール終了時点で、Apacheが起動しているので疎通確認をします。
ブラウザから、http://サーバーのIPアドレス/index.htmlにアクセス。以下のような画面が表示されたら、Apacheは正常です。

5. PHP動作確認
一度PHPApacheに適用させるために再起動します。
$ sudo /etc/init.d/apache2 restart
以下のコマンドで適用確認。「Module php5 already enabled」のようなメッセージが表示されれば問題ありません。
$ sudo a2enmod php5
Apacheのデフォルトのドキュメントルートは/var/wwwなので、以下のディレクトリに、phpのバージョン確認のためのphpファイルを置きます。
 $ cd /var/www
[/var/www]$ sudo sh -c "echo '<?php echo phpinfo(); ?>' > index.php"
/var/wwwにindex.phpファイルが作成されたと思います。
ブラウザから、http://サーバーのIPアドレス/index.phpにアクセス。以下のような画面が表示されたら、PHPは正常です。

5. MySQL動作確認
以下のコマンドで接続を行います。接続できたら、MySQLの疎通確認も終わりです。

$ mysql -u root -p


以上で、構築終わりです。