新人 テスター が思ったテスターの心得(チラシの裏)①

現在テスターをやっています。今の案件にはいって二ヶ月半。新人が思った持論です。
スピードスピードそうだスピードだ


テストだけではなく設計や開発全てにおいて、この業界はスピードをとても重視していると思う。それもただ早くやるではなく、質が良くてかつスピーディということ。つまり質だけではだめ、スピードだけではだめ、両方できないとだめなのである。だめというのは語弊があるが。求められている能力なのは間違いない。

風のテスター


某有名なエンジニアさんのブログで、わたしは風のプログラマーを施行していると書いてあったが。風のテスターなんていうのがあっても面白い笑
今回はテストのお話でした。テスターもスピードに差があります。それゆえとても大事なファクター。ではどうやってスピードを上げるかというと、ぱっぱと適当にやれというのではありません。実質、テスト実行と結果の確認にはベテラン新人とも大きな差はないと思います。大きな差がでるのは、エラーハンドリングの能力。
テスト実行時エラーが発生し、「テストデータが悪いのか」、「障害なのか」、「仕様なのか」、「テスト環境(ネットワーク設定など)が悪いのか」を追求していくスピードが格段に早い。「はまる」時間が極端に少ない。これも風のプログラマー理論と同じである。

「はまる」時間を減らせ


周りと差をつけるには質を維持した上でのスピード。スピードアップの鍵は「はまる」時間を減らす事。スキルのインプットが足りないなどはやるしかないので置いておいて、その他にスキル以外のことで新人でも出来ることがある。

①テストしている機能の仕様書やマニュアルをすぐ見れる状態にしておく。
→常にドキュメント開いておく(毎回ファイルを開くのはめんどい)、または紙にして目の前に置いておく。

②ログを常に見やすい状態にしておく。(システムログも含める)
→Tailコマンドや、Tailツールを使い別窓で常に開いておく。ファイルを開くじゃだめ

③正常時でも常にログはみれるような状態にする。
→ファイルを開くじゃだめ

④エラーの種類を分類化する

⑤ログを基に、分類化したエラーに的をあてはめてエラーハンドリングをする。

⑥はまっていい時間を決める

⑦「⑥」の時間を超えたら先輩に聞く。(ただし、原因の的を極限まで絞る)

当たり前のことを書いているが、個人的に①と⑥は結構効果があった。⑥、⑦は新人限定かもしれないけど、一個のことに30分〜1時間もはまると進捗にかなり影響がでる。原因追求しているとのめり込んでしまうので、時間は決め先輩に聞いたほうがいい。ただし答えを聞いてもなぜそうなったのか自分にとどめないと意味がない。

まとめ


スピードを強調しましたが、ようは無駄な時間を減らしましょうってことです。最近意識ができてきて、はまる時間が少なくなったきがします。コーディングも一緒で、壁につまっても解決する時間がはやければスピーディに質の良いコードが書けると思うし。
はまると、モチベさがるしね。

以上ちらしの裏の内容でした。