テスターという言葉を使うな

テスターという言葉を使うな


先輩から聞いた話で興味深い話だったので一筆。
テスト実施者は通称テスターなんて呼ばれたりしますが、とあるIT企業さんのルールでは、テスターという言葉は禁止だそうです。

テストエンジニア


その企業ではテスト実施者は、テストエンジニアと呼ばれているそうです。
テスターという言葉を禁止した理由は、その言葉だけきくとただ単にテストを実施する人みたいな軽いイメージがつくからだそうです。言われてみたら確かにそうだなと思いました。
たかが呼び方ですが、されど呼び方。

この影響は意外に大きくて、例えばストーカー、フリーター、ニート、ヲタクなどの言葉が一般的になったのと同じように。名前がつくことによって、その概念が整理され、良くも悪くも組織単位で広まっていくことになる。

検査


そう考えるとやっぱり名前や呼び方ってすごく大事です。自分の案件では、テストは「検査」と呼ばれていて、「テスト」と呼ばれることはない。もしかしたらこういう意識もあって名前が変わったのかもしれないですね。個人的にはこの呼び方とても好き。

まとめ


テスト→検査
テスター→テストエンジニア

「テストエンジニアによる検査」

業界問わず、業務の名前の見直しをするだけで、効果がでることもたくさんあると思います。見なおしてみては面白いかもしれませんよ?