Maven 試してみる④ レポート生成編
■ 開発ポータルサイトを作ってみよう
今回は前回作った簡単なプログラムをWebサイトで閲覧可能なドキュメントに生成してみる。やり方は簡単
mvn siteこのコマンドだけで,target\siteフォルダにhtmlファイルが生成される。index.htmlを開くとこのようなサイトが作られる。
このままではただの簡単なwebページだが、pom.xmlに情報を追記したり、プラグインを導入すると開発ポータルサイトが作れる。
pom.xmlに下記を追記する。
ここでは以下の3つのプラグインを追加している。>
org.apache.maven.plugins
maven-surefire-report-plugin
2.0
org.apache.maven.plugins
maven-javadoc-plugin
2.7
org.codehaus.mojo
cobertura-maven-plugin
2.4
①maven-surefire-report-plugin
→JUnitのテスト実行結果をレポート表示する
②maven-javadoc-plugin
→ソースコードのjavadocをレポート表示する
③cobertura-maven-plugin
→カバレッチ測定ツールであるcoverturaを実行した結果をレポート表示する。
xmlを編集したら、再度mvn siteを実行し、index.htmlを開くと、画面左端にProjectReportsという項目が追加される。
通常Covertureでレポート表示するにはAntビルドスクリプトを書く必要があり面倒ですが、Mavenなら数行で済む。学習コストも低い。
問題は日本語サポートが少ないということかな。
他にも便利なプラグインがたくさんあり、http://maven.apache.org/plugins/index.htmlなどで利用可能なプラグインを参照できます。
Mavenお試しに①〜④までやりました。ごくごく簡単な事をやってきましたが、なんとなく概要は理解しました。プロジェクト独自のビルドルールとかあったら業務に使えないかもしれないですが、個人や新規開発などでやるには学習コストはあまりかからないって点いいかもしれませんね。しばらくインプット増やしてからもうちょっと濃いのをやろうかなってところです。とりま今回は日経ソフトウェアの2011年5月分を参考にしました。もうちょっと詳しく知りたい人は参考に。
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