Windows OS起動時、Oracle DBインスタンスが立ち上がらない時の対処法
OracleのDB接続には製品認証とOS認証があるが、OS認証を可の設定にしていると、OS起動時にDBインスタンスが立ち上がらないことがある。
原因は下記のようになっている。
OS起動→Windowsログインに時間がかかる→→→→→→→→↓OS認証可能かどうかは%ORACLE_HOME%\network\admin\sqlnet.oraの下記の項目から参照できる。
↓→Oracleサービス起動→認証したいが間に合わない →→DB起動してない!
SQLNET.AUTHENTICATION_SERVICES= (NTS)・・・ windows認証可能※OSにログインしているユーザーがグループ「ora_dba」に所属しているNTSというのは、OSでログインして認証を得ているユーザーはOracleへの接続を認めるようにする設定です。
SQLNET.AUTHENTICATION_SERVICES= (NONE)・・・windows認証不可能
Oracle10だとデフォルト設定で、windows認証可能になっているため、OS起動時インスタンスが立ち上がっていないなんてことが多々ある。
めんどい人はwindows認証不可能にしてしまいましょう。
■ 対処法
なので対処法としては下記のように製品認証にてログインし、コマンドを打ちます。
set ORACLE_SID=DBインスタンス名なお、停電などで異常終了した後に立ち上げた場合も同じような現象がおこることがあるので、上記コマンドで解決できます。
sqlplus /nolog
備忘録でした。