IPv4とIPv6の共存

IPv4IPv6の共存


IPv4が枯渇したということで、IPv6について知っておく必要がある。今後通信相手がIPv6オンリーなんて場合も出てくるかもしれない中で、通信元がIPv4だった場合疎通が行えないという問題がでてくる。どうやって対応してるんだろうと気になったので調べてみた。現在では以下3つの方法で解決できるみたい。
・ディアルスタック
・トンネリング
トランスレータ

■ デュアルスタック


下記画像のように単一機器にIPv4IPv6という仕様の異なるプロトコルスタックを共存させる仕組みです。最近売っているPCは主にディアルスタックで、ネットワークアダプタのプロパティを見るとわかる。

相手側がIPv4だったらIPv4で通信、IPv6ならIPv6で通信といったようにユーザが特に意識せずに移行共存が可能。旧環境を残しつつIPv6に対応させることが可能なため便利。デメリットは機器の負荷を増大してしまうくらい。
Vista以降にでたPCは大体これじゃないかな。例えばXPでデフォルト設定だとIPv6と通信できないので別途設定が必要です。

トランスレータ


下記のように間に機器をはさんで、パケットを変換する。トランスレーターという機器を使って変換したり、プロキシサーバをデュアルスタックにするなどして対応する。

■ トンネリング


IPv6ネットワーク同士が直接つながっていない場合、IPv6ネットワークはIPv4ネットワークを経由して通信しなければならなくなる。その際IPv6のパケットをIPv4のパケットにカプセル化して通信するのがトンネリング。基本は対応ルータなどでネットワークをはさんで対応する。主にプロバイダなどがサービスでやっている。

だいたい概要はこんなところ。どうやって対応しているかだけ調べただけだが、変換の際ヘッダがどうなっているかとか、そんな内容も知る必要あるんだろうなあ。

とりまIPv6にしたことで今後枯渇する可能性は低いそうです。IPv4は2の32乗で約43億個。
IPv6の数=2の128乗。約340澗(かん)個らしいです。単位すらわからんレベルでした。
以下のサイトを参考
http://www.atmarkit.co.jp/fnetwork/tokusyuu/09v4tov6/v4tov6-01.html